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余裕を持った資金のみ運用に回す

ローリスク取引による投資を実現するために、鉄則とも言っていい要素があります。それは、自分の全資産の中で、投資に回せる比率はどこまでなのかを判断し、その範囲内で行うことです。投資に回してよい比率とは、ズバリ、余裕資金の比率です。
別の言い方をするなら、「仮にその投資金を全て失ってしまったとしても、生活に極端な影響を及ぼさない範囲の資金」ということです。
これは、投資を始めるにあたっての鉄則です。くれぐれも、おさえておいて下さい。ところで、投資に回してもよい資金の比率に、具体的な目安のようなものはあるのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

大切なのは、比率の数値ではなく生活状況の把握

資産の何割までなら投資に回してもいい、というような目安は、実はあまり意味がありません。よく、3割程度、とか、具体的に数値を挙げて説明しているサイトも散見されます。
それらを全て否定するつもりはありませんが、同じ資産の金額でも、どこまでが余裕資金なのかについては、人それぞれの家族構成・収入・可処分所得等によってさまざまなのですから、投資に回してよい比率に線引きをすることは、実はあまり意味が無いのです。



同じ資金でも余裕資金の比率は異なる

例えば、1000万の資金があったとします。Aさんは、独身で借入金もありません。可処分所得も比較的高い生活を送っています。これに対してBさんは、3人家族で住宅ローンがあり、子供にもこれからお金がかかります。この2人のケースの場合、同じ1000万でも、余裕資金の金額は全く異ることは、よくおわかり頂けることと思います。当然、Aさんの方が、余裕資金の比率は高くなります。

投資は余裕資金で、というのは鉄則ですが、どこまでが余裕資金といえるのか?については、あくまで自己判断に委ねられます。自分の生活状況を冷静に見つめ、正しい判断を心がけましょう。